山奥の村の3人に守られる、和風チーズを晩酌に【高知】
こんにちは、アカネです。
この度は、日本の高知より、3人のおばあさまによって守られている
味噌漬け豆腐を紹介いたします。
味噌漬け豆腐とは
味噌漬け豆腐とは、豆腐を味噌につけて置いたものです。
ええ、そのまんまですね。笑
豆腐って早く悪くなっちゃいますが、味噌につけておくと、漬物みたいに長期保存が可能になるのです。
昔の人の知恵ですなぁ~。
お婆ちゃんたちもいつからあるのか分からない、だけどずっと伝わる地元の家の味。
そんな味噌漬け豆腐、実は高知県の作りどころである「大道」から車で30分行ったところではあまり知られていません。
「これは大変だ!こんなにおいしいのに!」とのことで、今まで様々な機関が存続に携わっていきました。
そして、伝統的な味を商品化するには様々な苦労があり、約1年間の研究の末、ようやく販売にこぎつけることができたそうです。
その味噌漬け豆腐自体はどんなものかと言いますと、
かたくって、フォークやナイフでスッスと切り分けると、あら、チーズのようなお味!
それでいて、チーズくらいの硬さだけど豆腐だから何とも言えない奥ゆきも感じます。
ぜひワインや日本酒などお酒と合わせたい一品!
どんな人が作っているの?
今回お邪魔させていただいたところは、
高知の山奥、大道地域。
高知の土佐弁でもないような、なんだか何かと混ざったような、そんな言葉を話すお婆ちゃん3人が元気に作っています。
昔は10人ほどいらっしゃったそうですが、やはり年齢の関係でメンツが減っていってしまったそうです。
約オーバー70歳な3人組。いつも会っていても、お話が止まらない止められない。笑
息の合う会話は、まるで餅つきの臼と杵のペったんぺったんするリズムのようでした。
どうやって作っているの?
下準備に2日→1ヶ月寝かせて→パッケージ
の順で手間暇かけて行われています。
炭火で4時間
ムラが出ないように、オーブンなど目の当たらないところで焼くのではなく、炭火でしっかり様子をみながら焼いていきます。
4時間ほど焼いたら、粗熱を冷まして冷凍です。
さて、2日目
二つの味噌を混ぜる
甘いのと辛いの1種類ずつ、甕(かめ)にしっかり封をされていた味噌を出してきて、
どれが何キロか計って作ります。
そのキロにあわせて、混ぜる砂糖の量も合わせます。
結構重いのに作業は止まることなく進む。
おばあちゃん達長年の腰は、もはや鉄人を語っています。
砂糖を決められた分、入れて混ぜ合わせます。
混ぜるのだって、結構体力がいるのに、しっかりと混ぜてくれます。
1人が支えて、1人が混ぜて、協力して作ります。
「できたよ~」って言うてます。笑
あぁ、方便でなんと言うんだっけなぁ。「できちゅう、できちゅう」でしょうか。
味噌、豆腐、味噌、
容器に、味噌→豆腐→味噌の順番で詰めていきます。
豆腐は味噌にサンドされながら埋まっていきます。
そうして、こちらの容器2つ分と、小さなタッパにいつもとは違うやり方で作ってみた試しの分で、本日の業務は完了!
1ヶ月寝かします
これで、しっかりラップと蓋で密封して、1ヶ月待ちます。
1ヶ月後どんなものが出来てるか楽しみです。
最後は包装して地元の藁で結んで完成。
山奥の小さな村の知恵の贈り物ができました。
どんな味?どうやって食べる?
散々、聞いてきたかも知れませんが、、、本当に美味しいです!
和風だけどチーズ。醤油も合いますが、サラダに和えてもイケる不思議な感じ。
私は、コロコロと1口で食べれるサイズに四角く切って、爪楊枝さして、お酒と一緒につまんでました。笑
切るだけっていうシンプルな食べ方ですが、ワインや日本酒と合うと思います。
さぁ晩酌~晩酌~~♪
製作期間1ヶ月と2日。
人の手で作られ守られ続ける貴重な味噌漬け豆腐を
ぜひ一度お試しください**
p.s.
繋げてくれた松本さん、
そしておばあちゃんたち、ご協力いただき有難うございました!
健康にお気をつけて!
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