伝統をお手頃に、可愛く彩る食卓【日本】
こんにちは、SHITTEKAUのアカネです。
今回は、東京の清澄白川をお散歩していたら、
たまたま、ときめく陶器屋さんに出逢ったので、こちらのお店を取り上げたいと思います♪
1000円からお皿が買えて、そのお皿は電子レンジもいける加工にしてあるのに、
どこか懐かしい日本の技術が生きるデザイン、なのにどこか新しい文化がミックスされたデザインの陶器たち。
少しでも陶器らしさを残したまま実用性の高い個性を持ってる陶器ブランド、ちょっぴり知りたいな~、なんて思いませんか。
ぶらぶらと清澄白川を歩いていた昼下がり。
日本の技術を、現代の食卓に使えるようなデザインにし直した陶器屋さんに出逢いました。
まるでモネの描いた湖のようなタイルのエントランスから、そのお店は始まります。
職人さんの技術を家庭にも。そして、受け継ぐ伝統。
私がこのお店で気に入ったポイントは、
・日本の職人さんたちと、現代でも使いやすい色遣いや形を提案し、商品化することによって、日本の技術を守りながら、新しい食卓の在り方を提案しているところ。
例えば、もうその技術が何十年か前に途絶えてしまったものも、工房や倉庫に眠っていたデザインから真似て再現し直したものが置いているのです。
「伝統のものって、なんだかシンプルすぎるし、厳かだし、家庭に合わない。そして、高そう。」
そんなイメージだと思います。
私だってそうです。
が、ここのは、さりげない色使いや形でモダンでお手頃価格なのです!
異なる陶器の技術で、北欧技術とのコラボも
そしてスペースごとに、陶器のシリーズが違います。
そのシリーズごとに技法も色使いも違っていて、見ごたえたっぷり。
例えば、『ヴォーグ』という陶器シリーズ。
スウェーデン語で「波」を意味し、柔らかな曲線をもつフォルムと揺らめきが特徴的で、岐阜で1点1点焼き上げています。
(下の写真:『ヴォーグ』)
また、『ファイアンス』というシリーズは、ヨーロッパで発祥した、「ファイアンス焼き」から影響を受けて創られたもの。
「ファイアンス焼き」とは、繊細な淡黄色の土の上に錫釉(スズユウ)をかけた陶磁器を指すそうです。
こちらの『ファイアンス』シリーズは、焼き方を従来よりも高温焼成し、電子レンジや食器洗い乾燥機にも適応できるものに改良したそうで、現代の生活にも配慮した形が、グッドですね~~!
(下の写真:『ファイアンス』)
写真が粗くて申し訳ないのですが(汗)、
このように、シリーズによって焼き方や染め方、模様や技法が変わってくるという、嬉しいこだわり。
は~~っと幸せなため息が出ていってしまいそう。
さぁ、どのシリーズで揃えようかな♪
どうやって多様な職人さんたちの商品が!?
オーナーさんが、以前勤めていた会社の関係でつくられた職人さんたちや工場のネットワークを元に、各地に散らばっている「いいもの」を掘り出して、使いやすい商品に生みかえています。
またデザイナーさんが、どういう技術で、どんな商品にするか考え、生み出される商品なので、どれもこだわりが詰まっていて、手に取るたびに「これは、どんな技法だろう」「どういうコンセプトなんだろう」と想いを馳せてみるのも楽しいです。
ここで、面白いところは技術のミックスもあるところ。
たとえば、先ほどあげた『ファイアンス』はスウェーデンからヒントを得ています。
このような多様な考え方を取り入れることで、陶器の幅が広がるのも面白いですね。
「使いやすさ」は!?簡単に洗えるの?
デザイン性もそうですが、重さや耐熱、価格も「使いやすさ」を追求。
陶器ですが工夫を凝らし、電子レンジや食器洗い乾燥機でも負けないモノを作っていたりと、現代生活に馴染む使いやすさを提供していただいています。
季節もの陶器!?
ちなみに、季節ごとに陶器の趣きが違います。
こちらのシリーズは、冬シーズン用として出たもので、深みのある緑や青の色使いが温かいモノをいれるのにちょうど良さそう。
ピンクは「暗い色だから明るいの入れてよ」と言われて、デザイナーさんが何とか盛り込んだ色がソレなんだとか。笑
どこで買えるの?(ポトぺリー)
気になってきたな~!という方へ、
こちらは、ポトぺリー(POTPURRI)というお店です。
東京や近辺にお住まいの方、タイミングが合いそうな方は、是非手に取って見てみてほしいので、本店へ!!
≫東京都江東区白河2-1-2
都営大江戸線『清澄白河』駅
半蔵門線『清澄白河』駅
—B1出口より徒歩3分
≫03-5875-8935
Open: 11-19
Closed: 月曜
オンラインショップでもご購入いただけます!
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