木製ハブラシのある、キュートな暮らし【スウェーデン】
こんにちは、SHITTEKAUのアカネです。
以前、日本の技術を今風のスタイルに仕上げた陶器を取り扱うショップ『ポトぺリー(POTPURRI)』へ出向きました。
そこで出逢った、竹のハブラシ。
意識していませんでしたが、そういえばハブラシって基本的にプラスティック。
そして、古いブラシは掃除で使うとしても結局は捨てている。
やがて大量のごみとなります。
その数、約3.6億のプラスティックハブラシが毎年捨てられているのだとか。
そして多くは、最終的に海を汚してしまっているとも聞きます。
自分の人生で、一体どれほどのハブラシを捨てることになるのだろう、、、。
考えたこと、本当になかったのですが、たまには気をつけてみても良いかもしれませんね。
今回紹介するハブラシは、土にかえるもの。
そしてハブラシが1本売れるごとに、歯をちゃんと磨けていない子への支援につながるという、どこまでも循環を考えた商品なのです。
軽く、そして心地よく、どこまでもサスティナブル。
そんなバンブーハブラシ、一体なんだ!?
北欧、スウェーデンな暮らしを
歯科先進国と言われるスウェーデンで、バンブーハブラシは生まれました。
飽きの来ない洗練されたデザインは、シンプルだけど温かみがあります。
バスルームではアクサセリーとも言えるほどキュートです。
北欧の暮らしが漂せれちゃいます。
使いやすさにもこだわった、竹を使ったハブラシですが、
もちろんこだわっているのは、その中身。
なぜ竹を使ったか?
竹は、実は木ではなく植物の分類。
それもすくすくと育ちやすい植物なので、肥料や農薬をやる必要はありません。
中国で自然に育った竹を利用しています。
(写真:パンダフレンドリー!?)
扱う会社のこと。出来ていく過程。
こちらの商品を扱う会社は、「見える化」を大事にしていて、
過程を説明してくれます。
自然に育った竹を切り分けていくため、硬い表面を蒸して剥がしていきます。
⇓
そしてそれらを太陽にあて、カラカラにし、扱えるようなピースにしていきます。
⇓
外面をもう一度削って、手作業で形を整えていきます。
⇓
ハブラシの頭の部分を削って、ブラシがはめられます。
⇓
持ち手のところにロゴが入ってほとんど完成。
⇓
そして最後の仕上げに、ナチュラルワックスを伸ばして、
パッケージングは手作業で行ない、出庫準備が整います。
以上の過程を踏んで、やっと発送準備が整いました。
ちなみに、ブラシの部分は?
こちらは、ナイロンを使っています。
ナイロンといえど「ナイロン6」というもので(世界初の合成樹脂!)、もう少し下の位のナイロンよりも劣化しやすくなっています。
ナイロン6は、歯ブラシとして適正であるだけでなく、時間がたてば劣化していくので、特別な処理をせずとも自然なやり方で処理できる(土に戻りやすい)とのことです。
ブラシにもこだわっているのですね~!
いかがでしたか?
もう、色々とバックグラウンドが考えられたハブラシ。
少し、お高めですが、
歯を悪くしやすい環境下にも配慮される仕組みや、
ハンドメイドでハブラシの形を作っていること、
そして今までのハブラシには無かった温かみのあるシンプルなデザインを考えれば、お安いモノ。
この機会に、暮らしをすこ~しだけ、こだわってみるのも良いかもしれませんね◎
☟CHECK IT