shittekau/知って買う

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『モノの過程や生産者の想いを知って買いたい』そんな想いから生まれました。

SHITEKAU

~作り手さんと過程の見える買い物を~

木のぬくもりのある食卓を【大阪】

木でモノヅクリをする、木工作家さんにインタビューしてきました。

 

紹介頂きまして、有難うございます。

人の輪で広がる縁に感謝です。

 

 

大阪にて活動拠点をおく彼の名前は「三木 一成(みき かずなり)」さん

 

 

 

某大手、車の会社にてモノづくりで仕事をしていましたが、仕事をやめ、木工の専門の学校に通い本格的に木工職人として生きていく道を進み始めました。そして、専門学校も卒業し、新たな一歩を踏み出しています。

 

 

三木さん、ご覧の通りハンマーが小さくなるような大きな手。

けれど、仕事はとっても丁寧です。

 

気に入って三木さんに注文してくださるお客さんは、

「人柄」「丁寧さ」で三木さんを選んでいらっしゃるそうです。

 

そんな三木さんは「取材するなら」と

全行程を2つに分けてスムーズに過程が紹介できるように

“イチからボンドで固まるまで”

“ボンドで乾いて、細く切ってから”

 

と過程別に材料を用意してくださっていました‼びっくり!丁寧!!

 

なんというか、3分クッキングみたいな感じですね。

「こちらが1時間寝かせたあとの状態になります。」

って過程の続きが待たずにサッと出てくる感じです。

とりあえず、とっても協力的な方でした。有難うございました。

 

そんな三木さんは、木工職人として家具など大きなものを作って仕事にしたいとも思っていらっしゃいますが、手ごろで手軽なアクセサリーや食器、ちょっとした日用品も作っていらっしゃいます。☟

 うぬぬ、、揃えると絵本の中みたいでとっても可愛い。

家の中に木工品が入るだけで心がホッとしませんか?

 

今回は、急きょご自宅作業スペースでインタビュー致しました。

 

木工アクセサリーの作り方を拝見!

そんな今日はアクセサリーづくりを紹介してくださいます。

 木のアクセサリーって、いい感じの形に切ってヤスって、アクセサリーとして使えるように金具を付ければ完成では?

 

そう思ったのですが、、、今回はボーダー柄のアクセサリーを作ります。

 木を使ってどうやってボーダーラインを出すのでしょうか、、、?

 

 

今回は、以下画像のようなボーダー柄のアクセサリーパーツ作りを取り上げます。

ブローチや、髪飾り、ピアスにも使えるような素材づくりです。

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まず、

何からはじまるのでしょうか!??

 

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 まずは準備。(そこから紹介させていただきます。)

少々写真がボケてますが(笑)

 

今回使ったものはいたってシンプルな上の写真にある3セット。

 

ちなみに、こちらのボンドはタイトボンドというもので

ブヨブヨせず、固まるのが早くパリパリっとしたボンドなので、

後にかける紙やすりをかけるときにやりやすいので使用されているとのこと。

 

使うものも理由を考えて選んでいらっしゃるようですが 

「いつのまにか手元にあった。」らしいです。 笑

 

さて作業へ。

ボーダー模様はどうやって作っていくのでしょうか!?

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上の写真の細い木を使っていきます。

 

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適当な大きさに切りそろえていきます。

同じ大きさをいくつも作っていく作業、意外と難しかったりするのです。

 

私は体験してませんが、私がやるとめっちゃ歪んじゃいそう(笑)

 

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切り分けてパーツができたら

まんべんなくボンドを塗っていきます。

 

このやり方になったのも、他のやり方を色々試して一番いい形を見つけたそうです。

 

見ているだけだと簡単そうにやっているように見えてしまいますが

そこに行きつくためには、様々な過程があったのですね。

ボンドを塗った後、2つのパーツを合わせて乾かしていきます。

がっちょーーんっ!!とね。

 

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できたパーツを全部重ねてギュッと固めていきます。

素早くやらないとボンドが固まってしまうので、段取りが肝心!

 

このあと溢れ出たボンドを拭います。

 

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固まったパーツたちを細く切り分けると上の写真のようになります。 

この小さなパーツを細く切り分けるのも技術がいる技の賜物ですが、形にそって切ってアクセサリーのパーツになっていきます。

 

それにしても、こうやってボーダー模様が出来ていたんですね!!

 

そもそも木を重ねてボーダー模様作ろうって思わないから、人と違った感じがして素敵

に感じます。

 

今回は丸く切り抜いて、ブローチや髪ゴムの飾りにもなるようなモノを作っていきます。

 

切り抜き作業は機械を使うため、作業場を借りて行うそうです。 

切り抜く作業などで機械を使う場合は、作業場でやりますが、

家で出来ることはなるべく家でやるそうです。(取材時:2016年)

 

木工というと、設備整えた所でしかできないイメージだったけど、

家で出来ることも結構あるのかも。

そう思うと木工細工が少し身近に感じませんか^^

粗めの紙やすりでヤスった後

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お次は、細かめの紙やすりで。(上の写真)

 

「お客さんに渡すときに良いモノを」

そんな想いで磨いていくそうです。

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印を押して、素材の完成!!

 

ここから、ゴムを通したり、ブローチようにピンを通したりすると

アクセサリーとして使えるようになります^^

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ひっそりと印が入っております~~。印の入ってるアクセサリーって渋い!

 

 

さてさて!!

お待ちかね!?どんな想いでやっているのか紹介致します。

 

 木工を始めた経緯

3年ぐらい前から趣味で本格的な木工アクセサリーなど作り始めた三木さん。

 

DIYファクトリーというお店で外部講師として

色んな人にモノをつくる楽しさを伝えていくうちに

 

「木工ええなぁ」

 

そんな想いがどんどん膨らんでいきました。

 

てか、趣味から外部講師までしちゃう時点ですごいんですけど。笑

 

 

それから木工の魅力に憑りつかれ、、、今に至ります。

 

木工を通しての想い

自分が作って、そのまま渡せるのが

「作る」ということに実感が加わり楽しいのもあるようですが、

 

特に教えることが、とても喜びになると言います。

 

 ↑ワークショップでの様子

 

「ちょっとした事でも、出来るようになると小さい自信が生まれます。そういう小さい自信の積み重ねが人生を楽しくしてくれると思ってます。」

 

 趣味から仕事になっていくって、この小さな自信を重ねていけた証拠なんだと思います。

 

「そういうヨロコビを感じてくれる人が増えてくれたら嬉しいです。」

 

三木さんはそう言って想いを話してくださり、

ワークショップを多くやっていきたいと語ってくれました。

 

ワークショップでは主にスプーンをつくるそうです。

 

どうやってあの丸みを出すかがあなた次第になるところ。 

どんな形でもきっとスペシャルな一品になりますね♪

ちなみに

目安料金は1500-2000円。お手頃価格です。

 

自分で作った木のスプーンでスープなんか飲んだら最高ですよね!!

こころあったまりすぎ!

 

メディアにも取り上げられました!

そんなかずなりさんは精力的に木工のイベント講師をしていることもあり、

 『男のDIY道具』という雑誌に載ったり、

 

TVの取材(最近は合コンにワークショップが使われたりあるとかなんとかっていう番組でした。確かに、合コンとかアリかもですね。笑)があったりとメディアにも取り上げていただいているようです。

 

これ以上有名になる前に(笑)、ぜひワークショップやら足を運んでみてください!

 

最新ワークショップ情報は、HPにアップされていくと思いますので、要チェックです。

 

直接、注文したいことがあれば下の連絡先アドレスにどうぞっ♪

 

★今回のゲスト:三木一成さん

 

連絡先: kazugongon_0725@yahoo.co.jp

(ホームページにもメールアドレスのっていますが、あまり使ってないので上記でお願いします)

 

HP(作品がたくさんアップされてるので、ぜひ見ていってみてください^^):

http://kazugonwoodworks.jimdo.com/

 

うちでワークショップ開いてほしいっというような要望もお待ちしているようなので

気になった方は。ぜひ連絡とってみてください。

 「SHITTEAUで見ました」と一言あると話が通じやすいかと思います。

 

素敵な出逢いを*