shittekau/知って買う

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『モノの過程や生産者の想いを知って買いたい』そんな想いから生まれました。

SHITEKAU

~作り手さんと過程の見える買い物を~

それはそっと寄り添う余白のような服【日本】

 

こんにちは、SHITTEKAUのアカネです。

 

知ってから買うというのはサイトのコンセプトですが、やはり向こうから発信してくれていないと気づかないので、知って買えるものを探すというのも困難なモノです。

それに洋服となると、しっかりこだわっているので手に取りづらい価格になってしまうこともあります。こまったこまった。

 

だけど手に入れやすいものはないか、私はなにか転がっていないかと

ネットをサーフィンしていました、いやダイビングだったかもしれません。

 

そうしていると、ひとつのブランドに出逢ったのです。

一体なんと検索したか忘れてしまったけれど、確かに目について、そして何度も確認して、そして惹かれていきました。

 

そのブランド名は「余白」

 

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若い男女が数名でやっているらしいソコは、質感にこだわっていて着心地がよさそうです。

そして生活に馴染みそうな色味。

ホームページの「yohakuの事」というページで書かれている

 

【よい服】

それは

【つい、手に取ってしまう服】では、ないだろうか。

出典:http://cnq-yohaku.com/?mode=f1

 

という言葉は、商品にこだわっているのにも関わらず、気取っておらず、とても自然で納得できるものでした。

そして、商品は主に、生地から作ったオリジナル素材の洋服というから、壮大なストーリー性を感じたのです。

デザインに生地作り、染物もしているようだし、、、なんてクリエイティブ!!

 

そう思った私は感動し、ポチっていました。

 

今回は、そんな「余白」というブランドを紹介したいと思います。

 

どんなブランド

 

創立は昭和44年と古く、その頃は肌着類の製造販売をしていたそう。その時の名前は「サンカーベ渡辺」。

設立は昭和63年と少し間が空いて、ニット(カットソー)の製造企画を行っていたそうです。

設立の際に「株式会社サンカーベ」と名前を変え、今まであり続け、

様々なブランドが立ち上がりました。

 

そんな歴史ある会社からyohakuが立ち上がったのは2009年。

 

製造会社から生まれたというのは、商品の質に安心感を抱ける感じがします。

そんなyohakuさんの軸は、

「人と物の余白」
人と物の間には空間(余白)が存在していて、
その空間(余白)の埋め方、意識のしかたで、「物」の見え方や感じ方が変わり、
新たな人と物の繋がりが生まれるのではないか。
という考えの基に物を作っています。

出典:

http://cnq-yohaku.com/?mode=cate&cbid=2181295&csid=0&sort=n

 

というもの。

そんなyohakuさんではどこで染めているか、どこで織った生地を使っているかも記載しています。

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またホームページでは、商品に取り入れている技法の特徴も説明しているので、手に取る側が商品を見るときに人やモノのストーリーとのつながりを感じることが出来るのです。

 

たとえば、どんな商品があるの

濃いけど淡い。

そんな風合いの優しいテイストでゆるい洋服。

それがyohakuブランドの主なイメージです。

 

ホームページでは、それぞれの服をクリックすると、商品の特徴とモデル写真があるので、コーディネートを模索しながら購入できます◎

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生地から染めていたり、糸から染まっているものを使ったり、様々な用法で作られた商品が並んでいます。

 

いくつかシリーズがあるのですが、どこで生まれたコットンを使用しているか分かる商品や、工場でどうしても生まれてしまう残糸や余っている生地のものがあったりと、商品の背景にこだわっているものが多いように思います。 

 

ゆるいフォルムに優しい風合い。

そして、背景にこだわった製作過程のある商品が、yohakuさんの特徴ではないでしょうか。

 

モノを大事にできるシステムも

モノを手に取りやすく、そして品質にもこだわりを。

そんなバランスを可能にしているやり方の一つとして、工場で残ってしまった糸や布を使って作った商品があります。 

 

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yohakuの再生シリーズ

元々余ってしまった糸も生地も、たまたま残ってしまっただけで、品質には変わりはありません。

しかし、そこを使わないとゴミになってしまう。

この商品はまさに救世主じゃないかと思うのですが、「yohakuの再生」シリーズではそんな余ってしまった資材をもういちど商品になるよう作り直して洋服を作っています。

 

「残り物⁉」と思うかも知れないけれど、

生地がそもそも良いので心地よく、残った資材をつかったと聞くと浮かび上がるような継ぎはぎ感も、素人にはわかりません。

なにか変な部分はないかと、探したくなるほどなのです。

 

さて、

もしyohakuさんの服を手に入れ、それを使い終わったと思ったらどうするか。

実は、yohakuさんでは古着を回収するサービスを始めました(2018年)。

 

古くなった服は送り返そう!

悩んで、気に入って、買った服。

色も落ちてきたし、、もうこの服を着るのはやめとこうかな、、、。

 

そんなことを思っても大丈夫。

yohakuさんでは古着を回収して、またそれを新しく着れるようにするサービスが始まったのです!

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 シミや汚れ、小さな穴、なんでもOKとのこと!

ただし、再生工場に出した洋服は戻ってこず、販売会にて第二の人生を歩むことになっています。

 

でも、こういうサービスってなかなか無いから面白い。

この「捨てる前に一旦考える。工夫する!」という姿勢が、なんでも気軽に手に入る今の時代に響くものがあります。

欲を言うと、染め直しして手元に返ってくるサービスもやってほしいな~、なんて思ったり。笑

 

作っている過程も、販売した後も色々と工夫と挑戦を続けてくれているyohakuさん。

 

だんだん欲しくなったけど、「実物を見たわけではないし買いづらい!」とか「どれを買ったら良いのか分からなくなってきた!」と思ってしまう方もいるのではないかと思います。

なぜなら、私もそうだったのです。

 

そんな優柔不断でお得がお好きな方にオススメの商品がございます^^

 

お得なセットではじめの一歩

うーん、どれを試したら正解なんだ!

そんな風に困ってしまう方には「yohakuのお試しセット」をおすすめします!

 

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なかなかセット商品がSOLDOUTしていて残念な状況ですが、

新しくセットが誕生することを期待しつつ、ここに紹介しておきます。

 

これらの「おためしセット」、例えば1つずつ買うと合計1万円ほどになる商品が、セットだと8000円くらいで買えてしまうというお得商品なのです。

 

実は、買ってみたので、後日どんな感じだったかをお伝えしようと思います!

 

また次回もお楽しみに!