shittekau/知って買う

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『モノの過程や生産者の想いを知って買いたい』そんな想いから生まれました。

SHITEKAU

~作り手さんと過程の見える買い物を~

再始動いたします!

 

こんにちは、SHITTEKAUのアカネです。

 

SHITTEKAUをしばらくお休みしておりました。

アドバイスも頂き、運営元サイトを移行いたし、再始動でございます!

 

メディアとして力不足ですが、

やはり私たちは、背景を知って買い物することが当たり前の社会をゆっくりと目指していきたいと思っております。

(理由は、以下参照)

shittekau.hatenadiary.com

 

今、星の数ほどメディアがあり、企業やその他ウェブサイトなどもしっかり背景を紹介し始めているのではないかと感じ、正直、SHITTEKAUってまだ必要なのかな、と疑問を抱いたこともあります。

 

それでもやる理由は、きっと、ただ一つ。

 

 

 好きなのです。

 

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ただ好きなのです。

 

そのモノの背景に想いを馳せること、その想いを聴くこと、それらを文章にして表現し伝えること、そしてその奥行きのあるモノと共に暮らすことを。

 

 

私だってユニクロを買うし、アマゾンで1クリックでモノを買って、便利さをも謳歌いたしますが、

 

それ以上に、市場でおっちゃんたちと会話しながら買い物をすることに心が弾むし、友人が作ったアクセサリーをつけるときはウキウキします。

 

 

丁寧なモノは安くは手に入らないから、まだまだ生活の全部をソレにすることは難しいけれど、

少しでも、ぬくもりのある、直しても使いたいと思えるモノと生きていく、

そんな暮らしを目指して。

 

 

一緒に素敵な暮らしを見つけていけたら幸いです。

 

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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★ちいさなオンラインショップもあります。

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山奥の村の3人に守られる、和風チーズを晩酌に【高知】

 

こんにちは、アカネです。

 

この度は、日本の高知より、3人のおばあさまによって守られている

味噌漬け豆腐を紹介いたします。

 

味噌漬け豆腐とは

味噌漬け豆腐とは、豆腐を味噌につけて置いたものです。

ええ、そのまんまですね。笑

 

豆腐って早く悪くなっちゃいますが、味噌につけておくと、漬物みたいに長期保存が可能になるのです。

昔の人の知恵ですなぁ~。

 

お婆ちゃんたちもいつからあるのか分からない、だけどずっと伝わる地元の家の味

そんな味噌漬け豆腐、実は高知県の作りどころである「大道」から車で30分行ったところではあまり知られていません。

「これは大変だ!こんなにおいしいのに!」とのことで、今まで様々な機関が存続に携わっていきました。

そして、伝統的な味を商品化するには様々な苦労があり、約1年間の研究の末、ようやく販売にこぎつけることができたそうです。

 

その味噌漬け豆腐自体はどんなものかと言いますと、

かたくって、フォークやナイフでスッスと切り分けると、あら、チーズのようなお味

それでいて、チーズくらいの硬さだけど豆腐だから何とも言えない奥ゆきも感じます。

ぜひワインや日本酒などお酒と合わせたい一品!

 

どんな人が作っているの?

今回お邪魔させていただいたところは、

高知の山奥、大道地域。

高知の土佐弁でもないような、なんだか何かと混ざったような、そんな言葉を話すお婆ちゃん3人が元気に作っています。

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昔は10人ほどいらっしゃったそうですが、やはり年齢の関係でメンツが減っていってしまったそうです。

約オーバー70歳な3人組。いつも会っていても、お話が止まらない止められない。笑

息の合う会話は、まるで餅つきの臼と杵のペったんぺったんするリズムのようでした。

 

どうやって作っているの?

下準備に2日→1ヶ月寝かせて→パッケージ

の順で手間暇かけて行われています。

 

炭火で4時間

 ムラが出ないように、オーブンなど目の当たらないところで焼くのではなく、炭火でしっかり様子をみながら焼いていきます。

4時間ほど焼いたら、粗熱を冷まして冷凍です。

 

 

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 さて、2日目

二つの味噌を混ぜる

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甘いのと辛いの1種類ずつ、甕(かめ)にしっかり封をされていた味噌を出してきて、

どれが何キロか計って作ります。

そのキロにあわせて、混ぜる砂糖の量も合わせます。

結構重いのに作業は止まることなく進む。

おばあちゃん達長年の腰は、もはや鉄人を語っています。

 

砂糖を決められた分、入れて混ぜ合わせます。

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混ぜるのだって、結構体力がいるのに、しっかりと混ぜてくれます。

1人が支えて、1人が混ぜて、協力して作ります。

 

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「できたよ~」って言うてます。笑

あぁ、方便でなんと言うんだっけなぁ。「できちゅう、できちゅう」でしょうか。

 

味噌、豆腐、味噌、

容器に、味噌→豆腐→味噌の順番で詰めていきます。

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豆腐は味噌にサンドされながら埋まっていきます。

そうして、こちらの容器2つ分と、小さなタッパにいつもとは違うやり方で作ってみた試しの分で、本日の業務は完了!

 

1ヶ月寝かします

これで、しっかりラップと蓋で密封して、1ヶ月待ちます。

1ヶ月後どんなものが出来てるか楽しみです。

最後は包装して地元の藁で結んで完成。

 

山奥の小さな村の知恵の贈り物ができました。

 

どんな味?どうやって食べる?

散々、聞いてきたかも知れませんが、、、本当に美味しいです!

和風だけどチーズ。醤油も合いますが、サラダに和えてもイケる不思議な感じ。

 

私は、コロコロと1口で食べれるサイズに四角く切って、爪楊枝さして、お酒と一緒につまんでました。笑

切るだけっていうシンプルな食べ方ですが、ワインや日本酒と合うと思います。

さぁ晩酌~晩酌~~♪

 

 

 製作期間1ヶ月と2日。

人の手で作られ守られ続ける貴重な味噌漬け豆腐を
ぜひ一度お試しください**

 

p.s.

繋げてくれた松本さん、

そしておばあちゃんたち、ご協力いただき有難うございました!

健康にお気をつけて!

 

★購入はコチラからできます。

ec-shop.shimanto-towa.jp

 

☆SHITTEKAUのショップにもあります

shittekau.official.ec

お手頃に「私」を添えた1点ものアクセサリーを【関西】

 

ホームページも今どき流行りのインスタもない!?

超アナログなショップなのに、口コミで広がる縁で毎日忙しくされています。

そんな気になるアクセサリーショップにやってきました!

  

 

 

今回お邪魔したのは、神戸に本店がある「Voyageur」の大阪店「Viajero」というセミオーダーが出来るアクセサリーショップです。

 

スペイン語で「旅人」という意味を持つ、「Viajero」

確かに、ここでは世界中からピックアップされたアクセサリーのパーツが、

セミオーダーという形を通して、出逢ったり、離れたりしていく。

まるで、旅人のよう。

 

1号店も「Voyageur」とフランス語で「旅人」の意味をもちます。

小さなお店からスタートしたそのお店は、初めは「オーダーができる」という特徴を持たなかったのですが、現在のオーナーさんがお客さんの「オーダーがいい」といった一言を拾い、お客さんにとって「よりよいものを」を意識した結果、現在の「オーダーができる」お店になりました。(大阪店はセミオーダーという形)

 

そのほかにも、お客さんがどうやったら喜んでくれるかな、と工夫のあるサービスが散らばっています。

でも、行って気づく方がサプライズがあって良いですよね♪

だから、隠されたサービスはあえて、な・い・しょ♡

ご了承を!

 

 

 

自分色のアクセサリーにできる店、Viajero

今回取材した大阪店として、公言していいサービスは、

まずココの面白みであるセミオーダー

 

例えば、5つパールが連なったネックレスがあるとします。「このパールの色、一色だけあの服にある赤にしたいな」そうして、1つのパールを赤にすることが出来る。

こういった既存のアクセサリーに自分の色にしていくようなサービスがセミオーダーです。

 

そんなセミオーダーなアクセサリー屋さん、見たことありますか!??

私は初めてでした!

 

そして、何より感動したのがその接客!めっちゃ相談に乗ってくれますし、アイディアを出してくれたり、「こんなのも可愛いかも」と奥からパーツを出してきてくれたり、目玉焼きのパーツに色を付けてくれてより目玉焼きっぽくもしてくださいました!

 

 

写真のように作業場が超オープン

その場でネックレスの長さの調整や、パーツの入れ替えなどやっていただけます。

 

そうここでは、「このネックレス素敵だけど、もう少し短いのが良かった、、、。」そんな時にもお答えしてくれるのです。もちろん長くだってしてくれます。自分サイズの調整できるの嬉しいですね~♪

 

他にあるサービスとして「お直し」が出来ちゃいます。

チェーンが外れた!そんな時は持ってきてくっつけてもらいましょう。パーツを交換という話などになればその分の料金は必要ですが、ちょっと直すだけなら無料なんだとか!

 

そうして、ここの商品は1000円から3000円が多く、そんなお値打ち価格のアクセサリーも、直して何年も使ってくれる人がいるそうです。なんだか商品値段以上の価値があるって感じですよね♪

 

ここで働くの接客含め技術的にもかなり力量がいりそう、、、。

 

 

 

 

さて、どんな人が働いているのでしょうか?

まず、現在もスタッフを募集していますが、お店の張り紙だけでの募集告知を行っています。

どこまでもアナログを徹底。もう店長さんも「うち、アナログなんです、、」と。

でも、そんな文明に頼ってないところも、ココにしかない感じがして素敵◎

 

そうして、集められたスタッフさんの多くは未経験からのスタートとのこと。

オーナーが面接をして雰囲気をみているんだそうですよ。

ここのスタッフさんは、入ってすぐやめるとかはしない人が多いんだとか。確かにモノづくりが好きな人には他にはないたまらん職場だ、、、!(現在2017/02はスタッフ募集中)

 

最近は、個人でもアクセサリーを作って売る人も多い時代。

それに、お店はなんと現在6店舗ある。技術的にはどうなっているんでしょう。

 

「他にはない技術の提供を」

お店で作りながら、ファッションを見ながら構想を考えたり。店長さんはネタ帳のように、デザインを起こしているんだとか!

店舗別で技術の差はないそうです。ご安心を◎

 

スタッフさんのほとんどが、最近ある手作り作家さんを集めたサイトなどは見ないそうです。

ハンドメイドマーケットなんかも行かないとのこと。

 

ひしひしと伝わってくる「私らが一番やから」という雰囲気。

実際店長さんも「きっとソレもあって興味がないわけじゃないけど、なんか見ない理由になっているもかも」とおっしゃっていました。

そういうのって素敵やと思います♪

お客さんとしてそういうスタンスで、商品出してもらってる方が嬉しいです。

 

1対1で濃い接客をして、お客さんの想像を超えたものを、それぐらいの喜びを、そんな想いでやっていらっしゃるそうです。

 

 

 

アクセサリーを楽しんでほしい

もともとファッションデザイン系に進んでいた大阪店の店長さん。

アクセサリーの世界に入ったのは、アクセサリーは同じ服でも、たった一つで印象を変えてくれる面白さ。

 

そんなアクセサリーで、「じぶんの色を出せる機会に。」と店長さん。

 

ココの強みである「好みのタイプにできる」それを活かして、

あなたらしさを表現してみても良いかもしれません♪

代に流されるだけではなく、あなたらしい一点ものを。

 

 

 

さらに、系列店のどのお店も価格設定がお値打ち!

ぜ~んぶ手作りなのに、接客めっちゃしてくれるのに、ネックレスなんかは1000円からあります。

 

 

だけど、安いから安易に捨てちゃっていい、そんな気持ちがどっかにいってしまう。

 

 

想いれがあるから大事にしたいと思わせてくれます。

 

 

それに、お直しがあるから、また使えるようになる。

どのパーツかにはよりますが、クスミなんかも取ってくれるんです。*パーツのみの購入は不可

長く、使わしてくれるお店側の工夫に感謝ですね~

 

今回は大阪店に行きましたが、全店、もちろんですがスタッフが違いますので、

違うテイストのアクセサリーが置いていたりするんです!

いや~、こりゃまたブラブラお出かけしないといけませんね♪

 

あ、そうそう

こちらのお店ではフェイスtoフェイスでの手渡しのみ行っているとのことです。

ネット販売や郵送でのやり取りも行ってませんので、その点お気をつけて!

 

でも、そうやって一人ひとりに直に向き合ってもらえるのが個人的にはホッコリします◎

 

 

 

★今回のお店

Viajero/大阪(3号店)  店長:上村さん

 

住所:大阪市北区茶屋町8-4 cstビル1F(大阪、茶屋町にあるBELeBELすぐ)

電話:06-6359-3353

営業時間:12時~20時

 

本当に素敵なお店だったので、ぜひ行ってみてくださいー♪

比較的空いている時間帯は平日の12時~14時くらいです◎

 

 

P.S.

 

Voyageur/神戸

JR・阪神 元町駅が最寄り

住所:★神戸市中央区栄町通3-1-12 伊藤ビル103(電話:078-321-2773)◎1号店

   ▼神戸市中央区栄町通3-1-5 SPCビル1F(電話:078-391-1139)◎2号店

   ◆神戸市中央区海岸通2-4-14 アルミナムビル1F(電話:078-391-0251)◎1番おっきい

 

 

自然な革でクツロギのお時間【愛知】

 

前回、愛知に行った際に山恵さんと、その山恵さんからイノシシの革を頂いて商品を作っている職人さんにインタビューしてきました。

今回は、その革職人さんのお話し。まるで数珠繋ぎですね。

 

革の商品といえど、幅は広い。

どんな商品を扱っているのでしょうか? 

靴やバッグ、小物などの革製品をつくり、販売しています

 どんなコダワリが隠れているのか

商品を見ただけでは分かりにくい部分に迫っていきたいと思います。

 

作り手さんの中島さんは、循環可能な社会(サスティナビリティ)に関心があり、革も環境に優しいタンニン鞣しのものを使っています。

最近では獣害として駆除された野生の猪や鹿などの獣革の作品作りに力を入れています。(これが山恵さんとの関りですね)

また、長く使うことによって味わい深くなるタンニン鞣しの革を使っているので、なるべくシンプルなデザインになるよう意識しています。

 

例えば、山恵さんの革の商品は、獣の感じをあえて活かして無駄がないようにしたり。(下は特に意識してつくられたバージョンで傷もデザインに生かしています)

 

 

どういう考えがあって、どんな想いで、どれだけ続けてきたか 

 

10代の頃から、何か手に職を持って独立したいと思っていました。

 

看護師だった母の紹介で義足やコルセットなどを作る義肢装具士の専門学校へ進学したのですが、

在学中に靴作りに出会い(靴作りも義肢装具士の仕事のうちのひとつです) 靴作りをして生きていこう、と思うようになりました。

 

 

卒業後は大阪の会社で、足の不自由な方向けのオーダー靴を製作していました。

3年ほど経った2011年、東日本大震災があったり、母の乳癌が見つかったりで、一旦地元愛知へ帰ろうということになりました。 とは言え、地元愛知では思うような仕事が見つからず、少し早いのではと思いながらも2012年のはじめ、独立することにしました。

 

お店も無い中でのスタートだったので、 最初は知り合いの方からのご注文を頂いたり しながら、手づくり市のようなイベントを知って出店をしたりするようになりました。

 

靴だけでなく、販売する商品として小物やバッグを作るようになったのもこの流れからです。

 

(上写真:靴logiの中島さん)

 

今の仕事を始めて2年ほど経った2014年の1月のことです。

革を扱う仕事をしている、ということで猟師さんに付いて、解体途中の鹿の皮を自分の手で剥ぎ、その皮を鞣したことがありました。

 

その時に「いのち」の上に僕らの生活が成り立っているという、ごく当たり前の事実に愕然としたそうです。

 

「クリックひとつでなんでも手に入る現代では、モノとヒトの距離が離れすぎてしまって、そんな当たり前のことも理解するのが難しいことになっているんだな」と。

 

「311から3年が経ち風化が叫ばれ始めた原発の問題も含め、今の社会が進む方向には何か大切なことが抜けてしまっているように感じました。

 

本当に大切なことは、僕らの子供の、そのまた先の、世界中の子供たちが幸せに暮らしていけること。

 

自然環境と調和の取れる幸せの形を模索したい。

 

それは、いつまでも右肩上がりに経済的な成長を目指すことではないと思うようになりました。 とは言え、そんな資本主義社会の恩恵、例えばインターネットの普及や物流の発達は、これ無くして僕の仕事は成り立たないのも事実です。

 

「成長の途上にあるこの社会システムの中で僕なりにバランスを取って生きていきたい。

この想いとも繋がるようにタンニン鞣しの革で飽きのこない、壊れにくい シンプルなデザインのもの。

 

もともと好きで選んだ素材やデザインコンセプトも、以前より自分の中で納得がいくようになり、さらに素材やデザインにこだわることを意識するようになりました。

 

革そのものも、牛革だけではなく 猪や鹿など地元愛知の動物の革を使わせて頂けるようになったこともとても嬉しいことです。

 

この革の魅力を少しでも多くの方にお伝えできたらと試行錯誤の最中です。

 

2015年には住居兼、工房兼店舗となる 現在の住まいにも出会いました。

築60年の古くて味のある元お茶屋さんです。セルフリノベーションを施したこの場所も とても気に入っています。」

 

 

 

靴logiとしてスタートしてからまもなく5年。

こうしてモノ作りを続けて来られたことに感謝です。

 

 

 

いやぁ~~~~

素敵なお話が聞けてしまって本当もはや満足してしまう勢いです。

 

自分の生きたい生き方を体現している、そんな中島さん。

様々な人生の過程での気づきや学びを最大限生かされていらっしゃいます。

 

いつもフレンドリーで、おもてなししてくださりますが、皆さんも中島さんの優しさや力強さを感じられたのではないでしょうか。

 

 

 

はてさて、そんな中島さんですが、自分が革の仕事をする上で素材にこだわるほど悩んだり、はたまた生き方で悩んだり。

 

今年の春には子供も生まれ、1人での仕事はなかなか思うように進みません。 靴logiとしてできる事、家族での時間など、経済的な部分も含めたバランスの取れた暮らしを どんなふうにしていったら良いか、 悩みながらの毎日です。

 

と、やはり簡単には自己実現できませんよね。

 

上手くいくばっかりじゃない。

皆さんも良い親近感が湧いたのではないでしょうか。

 

 

 

そんな中島さんのキニナル未来図は!??

作品つくりの部分で言えば、現在では革の小物や、バッグなどが多くなったのですが、定番品としての靴のバリエーションを増やしていきたいと思っています。

暮らしのうえでは、忙しくなってからできていない、畑での野菜作りを子供と楽しみながら暮らせるようになったら良いなぁ、とも考えています。

 

定番、というか靴づくりのプロですもんね。

原点を忘れず大事にしたい感じが中島さんらしくて素敵

 

そしてそう、中島さんは野菜も作っているのです。

店舗もセルフリノベーションですしね!気になる方は是非店舗へ遊びに行ってみてくださいね♪

 

革製品、買ったことありますか?

なかなか買う機会がないように思います。どんな方が買われるのか参考にきいてみました^^

 

お客様自身で使いたい、身近な道具のひとつとして買われる方も多いですが ファーストシューズなどは出産祝いなどで ご注文される方もとても多くなりました。

 

 

なるほど、なるほど。

ファーストシューズの贈り物で革靴・・・粋です!!オシャレ!!

贈り物で被らなさそうですし、色んな想いをそこに込められそう。履き終わっても飾りになっちゃいそうですしね♪

ヨーロッパでは使い終わったファーストシューズを玄関先に飾るとその家庭に幸せを呼び込むという言われも!

 

 

 

 

身近なものが、より愛着の湧くものになる革製品。

共に色を重ねていく感じを、体感してみてはいかがですか^^?

 

 

 

 

★今回のゲスト: 靴logi~original shoes insole and other~ 中島徹也さん

 

 

HP: http://kutu-logi.jimdo.com/

(オンラインショップ可、お問い合わせもこちらからどうぞ♪)

 

住所: 〒443-0043 愛知県蒲郡市元町13-17(JR 蒲郡駅より北へ約3分)

 

営業時間: 10:00~日暮れまで

営業日: HPのカレンダー参照

 

mail: kutu.logi@gmail.com

 

山のお恵みいただきます【愛知】

 

ジビエ工房に遊びに行ってきました!

少々、いや、大そう迷いながらも優しく教えて頂き着いたその場所は愛知県にある猪鹿工房山恵(ヤマケイ)さん。

山で害獣駆除として獲ったものは安易に売ってはならず、山に埋めてしまうことが多いのですが、ここではキチンと許可を取り、処理をしたものを販売することで、山の恵を惜しむことなく使おうとしています。

 

いい天気!まぶしい!

 紅葉が良い季節。最高です。

 

 

 

この写真の左手にはヤギさんが、右手にはちょっとした施設、左奥にはアクセサリーのおいてある手作りの小屋があります。

 

 

この道を奥に行くと山恵さんが見えてきます。

私はそれさえ分からず(笑)、たくさん頼ってしまいながら迎えに来てくれました。

 

まず、山恵さんのある愛知県豊田市についてお話が始まりました。

何と言っても「今」の「現状」を知ることから始めるところが分かりやすくて助かります。

 

 

何故やっているのか

 

ここ豊田市は人口40万人程で、山が70%を占めているとのこと。

市としても「山を抱えている」ことを活かそうと動いているそうです。

 

そんな山のある自然環境を活かすように

「車を作るのに疲れた人が農業体験しにきたりするよ」

と話が出ていて、実際に片手間仕事・片手間農業で暮らしていらっしゃる方も増えてきているとか。

 

 

しかしながら、問題はそうしたくても里山が野生化してきていて、危険度が増しているため、山を活かしたくても農業をしたくても簡単にはできない状況があります。

 

昔、里山だったところは高齢化で放棄地になり、放棄地になっても果物などは勝手に育ち、ソレを猪や鹿が食べにくる。動物たちは次第にどこからが山でどこからが街か分からなくなってしまった。

そうして繁殖した猪や鹿を猟師さんたちが狩っていく。

 

自然の営みのはずなのに害獣駆除で狩った動物は土などに埋めて処理するよう言われています。

それを販売許可なしに売ってはいけないということです。

 

豊田市で夏に焼却される猪は3000頭/年と言われています。

 

 

 

もったいない!!!!!

 

 

 

 

こう思った方、多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

命を殺して活かさず処分するだけという一番無駄なことをし続けるということは、非常にもったいないと思います。

 

しかも自然の中で培った活きた栄養素や筋肉を頂くことができる現代では何故か貴重になったお肉の在り方を頂くチャンスです!!

 

  

どうやってしているのか

 

この工房に猟師さんから電話が来ます。

「猪とれたよ~」📞

 

持ってくるか取りに行くかして、猪や鹿を工房に運びます。

狩って1時間以内。新鮮なお肉になっていきます。

 

工房は小さくてキレイでした。

そんな工房に毎日5.6匹やってきます。

 

もちろん、自然と生きているので天候によってその数は変わります。

大きかったり小さかったり、少なかったり沢山きたり。

 

 

私が訪れたときも猪さんが来ていて中身を取って血抜きしているところでした。

この日は一人でやられていました。手際が良くないと新鮮さがなくなってしまうから大変です。

 

写真も撮らせていただきましたが傍から見ると「ん~ちょっと軽快に載せるものではない」と思いましたので、掲載は控えさせていただきます。

もはや山恵さん側も「けっこうリアルでしょ笑」って感じ。

そう、命を頂くってリアルなんですよね。表現が難しいけれど。

 

 

 

猪は、やはり冬の食べ物。夏に食べる習慣がありません。

確かに、ぼたん鍋といった食べ方は、まだ馴染みがありますよね。

こちらの工場では、夏に狩ったものは餃子やソーセージにして加工し活かしているそうです。

 

今度、皆さんとツアーできる際には購入してパーティしても楽しそうです♪

 

 

どんな想いでしているのか 

左:社長さんです。裸足です。おちゃめ!

右:狩人さんです。女性。かっこいい!

 

 

かつてはごちそうだったイノシシ。

しかし今では獣害駆除として殺され、埋められるイノシシ・・・。

命を頂くということは、自然への感謝と共にその命を無駄なく頂くということのはず。

 

個数を減らすためにイノシシを駆除するのなら、ちゃんと美味しく頂いて「ごちそうさま!」って自然に感謝したい。

 

 

食習慣が広がれば、捕獲数も上がり、農地の獣害が少なくなるし、

耕作放棄された畑を使えるチャンスがやってくる。

 

最終的には山間地域に若い世代の移住者増加と里山の活性の流れを作りたい。

 

と考えているそうです。

 

 

 

 

なぜか歪になって、普通の営みができなくなった。

そんな人間社会に狩ったものを食べるという普通の食生活を。

 

馴染みがないからこそ一度試していただきたい。

新鮮で完全日本産

 

さぁ、ぼたん鍋の季節です♪

 

 

 

お問い合わせは以下からどうぞ^^

電話やFAXの方がやり取り早いかなぁ~と思います。

メールでももちろんお返事くださいます◎

 

★今回紹介のお店

猪鹿工房YAMAKEI(株式会社 山恵)

 

店頭販売時間:9-15時

休業日:木、金曜日(年末年始は12/30-1/5、お盆は8/13-15)

住所:豊田市稲盛町菅田20-1

TEL:0565-98-0836

FAX:0565-77-7196

MAIL: inosisi-yamakei@asuke.aitai.ne.jp

FACEBOOK: https://www.facebook.com/inosisi.yamakei/

HP: http://akibito.jp/yamakei/

 

 

丁度いい距離感のある暮らし【大阪】

 

こんにちは、アカネです。

 

今回は、苔玉ミニ盆栽を作っている

tito moss&flower さん、通称titoさんにお話しをお伺いしてきました^^

 

レストランにある植物の飾りをしたり、うめきたガーデンも手伝っています。

盆栽の師匠もいるという彼女は、どうして今の仕事にいきついたのでしょうか??

 

ちなみに…

顔の写ってる写真が欲しいというと、「このわざとらしい写真でもどうぞ」と。笑

でも、いい感じですよね♪

 

農業からのはじまり

彼女は農学を大学で学んでいて、学生の頃から土地を借りていたんだとか。

学生土地持ち。農地持ち。なんとも潔く、かっこいい。

そうして、農業をやっていました。

 

JICAの農部門とかで世界中回りながら、農業したかったのだけど、

(そんなのあるんですね!!こんなのできたら普通に面白そう)

 

やっぱり農はその土地からなかなか離れられないことを知り、

気軽に運べるサイズの苔玉ミニ盆栽に着手するに至ったそうです。

 

 

盆栽おじいさんと呼ばれる方のもとで、植物や盆栽について教わり

今では個人でインタビューをSHITTEKAU以外でも受けるほどになりました。

 

 

そんなtitoさんのところへお邪魔し、

今回は苔玉がどのようにして作られてるか見せていただきました。

 

苔玉の作り方をさぐる

まずは材料を拝見

 

 図1

 

まず、①について少し説明を。

こちらは選ばれた3種類の土を混ぜております。

 

その土を混ぜ合わせていき、丸めていきます。

 

小さな苗たちを加えて、②の苔玉のようになります。

(下の写真; 左の大きなモノから真ん中にころがってるもののように茎をカットし育てると、それはそれで根をはり、右のような苗となる)

 

③の苔や場合によっては、違う種類の④(巻きつける草花)も加えながら

図1に表記している青色で囲んだ木綿の糸を、オレンジ色で囲んだU字の針金を使って固定していきます。

 

 

この巻いていく糸は木綿だから、最終的には馴染んでいって苔の力でそのままキープしていくようになるとのこと!

植物のチカラは力強いですね!!

 

 

ところで、その巻いている苔は買ってるの?

 

色んなところから買ってみた結果、秋田県の今の苔にたどりつき、購入し、使用しているとのこと。

 

園芸屋さんでは売っていない苔らしい!特別感を味わえますね!

 

 

 

そうして、形になった苔は

 

 

全体が水につかれるようなモノにポチャンコとイン。 

上の方は手で水をかけてやったりもします。

 

なんだか愛おしいものになってきましたね♪

 

これで、苔玉完成!!

 

あとは、好きなように飾るだけ◎

 

 

けれど、生き物だということをお忘れなく!

 

植物は自分で呼吸することができず、

流れてくる風を浴びることによって息が出来るので、

中で飾ったり、外で気持ちよくさせてみたりとローテーションしてみてください^^

 中で飾りっぱなしだと、苔玉にとって少し窮屈かもしれません。

 

そ、育て方⁉分からないかも!

 

そんな方の為に、titoさんからご購入されると

 

説明書つき!!

ありがたしっ

 

肥料のことも書いてありますが、基本的にお水と日光があればOKらしいのですが、

気になるようでしたらシュシュっとスプレーできる液体肥料で大丈夫らしいです。

 

ま、この説明書に書いてありますのでご安心を♡

 

 

 

そして、そして

 

titoさんによるとまだまだ完成はしておらず

 

ここからが面白いのだとか!

 

 

育てていく中で、色んな植物が出てきたり大きくなったり好き放題に生まれて良い感じになっていくことがあり、ココが面白いんだそうです。

 

好き放題になっていって完成していくっていう感覚が素敵ですなぁ♡

 

つくるのが簡単そうに見えるけども、

 

苔玉をつくるまでに苔玉に加える植物を育てないといけないし、

生き物だからそれぞれに特徴があって理解していないと難しい。

 

今までの知識とか経験があるからこそ、成り立つものなのだなぁ

 

と思いました。

 

(以下、育成中の植物たち。種から苗からと色々)

 

そんな苔玉は、titoさんにとってどんな存在で、どんな想いがあってつくっているのでしょうか。

 

 苔玉の存在や想い

「アートじゃない。」

 

titoさんのつくる苔玉は「アート」として売り出していない。

 

「『アート』でも『生業』っていう感覚でも接していない。

それぞれの作家さんの各々の考えはあるし、それはその人のものだから、もちろんアートだっていう人もいる。

 

だけど、私のは(とても表現に困る感じで)

アートじゃなくて、イノチとか、ぬくもりとか。

家族のように、一緒に居たいって思うもの。

 

彼女は、感覚にあうような言葉を探しながら、おっしゃいました。

 

「植物が勝手に生きているのを見ると、誰にも話したくないようなときでも心があったまる。

植物との関係は丁度いい距離感。

 

 

そんなところが好きなんだそうです。

 

なんとなく分かるような気がしませんか^^

 

 

titoさんが丁度いい距離感を求め始めたのには、悩まされごとがあったことも要因の一つになっています。

 

「私は人に必要とされることに依存して、

それで自分の欠落感を埋めて生きてきて苦労したので、

 

今は誰もがまず、自分は自分のためにどうしたいのか見つめて生きることが大事と思ってます。

自分がハッピーになって周りにもハッピーをシェアするって感じ」

 

そういう心の状態になってくれたら最高だなっていうのがあるそうです。

 

まずは自分の心をハッピーに、

心地よい気持ちに、させてあげてみても良いかもですね(^^♪

 

 

どんな人が買っていくのでしょうか

「プレゼントや記念日にっていうのが多いかな」

 

なるほど。確かに、自分で買う機会はあんまりないかも。

 

例えば、結婚して、その時に苔玉を部屋に置いて、一緒に成長していくとか。

そんな感じで記念に購入する人もいるそうです。

 

その考えはなかったです~。

記念日に購入して、小さく愛でていく日常も素敵ですね。

 

 活動の理由は何でしょう?

titoさん自身

この活動には3つの理由があって

 

①意思疎通ないけれど命の温度を感じられる植物との距離感が心地いいから

 

②誰かの心もほっこりできたらいいなということ。

 

③植物がくれる驚きや感動を誰かと「共有」したい

 

 

というのがあるとのことでしたが、

①と②については、もう以前述べた通りですが、 

③つめの理由を、まるで購入する方も分かっているかのような

 

「プレゼントや記念日」に購入する人が多いらしいです。

やはり、喜怒哀楽は共有したいですしね。

 

 

私も、すてきな誰かと「あ!こっから何か新しいヤツ芽生えてきてるで!」とか感動したいもんです◎

 

 

★今回のゲスト

tito-moss&flower さん

 

連絡先; facebook・・・

www.facebook.com

https://www.facebook.com/tito.moss.flowers

 

      mail・・・info@tito-moss.net

 

 

風鈴とコラボした苔玉など工夫にとんだ作品が載ってます^^

 

あたなのお気に入りと、特別な日から苔玉生活はじめてみませんか?

 

 

木のぬくもりのある食卓を【大阪】

木でモノヅクリをする、木工作家さんにインタビューしてきました。

 

紹介頂きまして、有難うございます。

人の輪で広がる縁に感謝です。

 

 

大阪にて活動拠点をおく彼の名前は「三木 一成(みき かずなり)」さん

 

 

 

某大手、車の会社にてモノづくりで仕事をしていましたが、仕事をやめ、木工の専門の学校に通い本格的に木工職人として生きていく道を進み始めました。そして、専門学校も卒業し、新たな一歩を踏み出しています。

 

 

三木さん、ご覧の通りハンマーが小さくなるような大きな手。

けれど、仕事はとっても丁寧です。

 

気に入って三木さんに注文してくださるお客さんは、

「人柄」「丁寧さ」で三木さんを選んでいらっしゃるそうです。

 

そんな三木さんは「取材するなら」と

全行程を2つに分けてスムーズに過程が紹介できるように

“イチからボンドで固まるまで”

“ボンドで乾いて、細く切ってから”

 

と過程別に材料を用意してくださっていました‼びっくり!丁寧!!

 

なんというか、3分クッキングみたいな感じですね。

「こちらが1時間寝かせたあとの状態になります。」

って過程の続きが待たずにサッと出てくる感じです。

とりあえず、とっても協力的な方でした。有難うございました。

 

そんな三木さんは、木工職人として家具など大きなものを作って仕事にしたいとも思っていらっしゃいますが、手ごろで手軽なアクセサリーや食器、ちょっとした日用品も作っていらっしゃいます。☟

 うぬぬ、、揃えると絵本の中みたいでとっても可愛い。

家の中に木工品が入るだけで心がホッとしませんか?

 

今回は、急きょご自宅作業スペースでインタビュー致しました。

 

木工アクセサリーの作り方を拝見!

そんな今日はアクセサリーづくりを紹介してくださいます。

 木のアクセサリーって、いい感じの形に切ってヤスって、アクセサリーとして使えるように金具を付ければ完成では?

 

そう思ったのですが、、、今回はボーダー柄のアクセサリーを作ります。

 木を使ってどうやってボーダーラインを出すのでしょうか、、、?

 

 

今回は、以下画像のようなボーダー柄のアクセサリーパーツ作りを取り上げます。

ブローチや、髪飾り、ピアスにも使えるような素材づくりです。

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まず、

何からはじまるのでしょうか!??

 

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 まずは準備。(そこから紹介させていただきます。)

少々写真がボケてますが(笑)

 

今回使ったものはいたってシンプルな上の写真にある3セット。

 

ちなみに、こちらのボンドはタイトボンドというもので

ブヨブヨせず、固まるのが早くパリパリっとしたボンドなので、

後にかける紙やすりをかけるときにやりやすいので使用されているとのこと。

 

使うものも理由を考えて選んでいらっしゃるようですが 

「いつのまにか手元にあった。」らしいです。 笑

 

さて作業へ。

ボーダー模様はどうやって作っていくのでしょうか!?

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上の写真の細い木を使っていきます。

 

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適当な大きさに切りそろえていきます。

同じ大きさをいくつも作っていく作業、意外と難しかったりするのです。

 

私は体験してませんが、私がやるとめっちゃ歪んじゃいそう(笑)

 

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切り分けてパーツができたら

まんべんなくボンドを塗っていきます。

 

このやり方になったのも、他のやり方を色々試して一番いい形を見つけたそうです。

 

見ているだけだと簡単そうにやっているように見えてしまいますが

そこに行きつくためには、様々な過程があったのですね。

ボンドを塗った後、2つのパーツを合わせて乾かしていきます。

がっちょーーんっ!!とね。

 

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できたパーツを全部重ねてギュッと固めていきます。

素早くやらないとボンドが固まってしまうので、段取りが肝心!

 

このあと溢れ出たボンドを拭います。

 

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固まったパーツたちを細く切り分けると上の写真のようになります。 

この小さなパーツを細く切り分けるのも技術がいる技の賜物ですが、形にそって切ってアクセサリーのパーツになっていきます。

 

それにしても、こうやってボーダー模様が出来ていたんですね!!

 

そもそも木を重ねてボーダー模様作ろうって思わないから、人と違った感じがして素敵

に感じます。

 

今回は丸く切り抜いて、ブローチや髪ゴムの飾りにもなるようなモノを作っていきます。

 

切り抜き作業は機械を使うため、作業場を借りて行うそうです。 

切り抜く作業などで機械を使う場合は、作業場でやりますが、

家で出来ることはなるべく家でやるそうです。(取材時:2016年)

 

木工というと、設備整えた所でしかできないイメージだったけど、

家で出来ることも結構あるのかも。

そう思うと木工細工が少し身近に感じませんか^^

粗めの紙やすりでヤスった後

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お次は、細かめの紙やすりで。(上の写真)

 

「お客さんに渡すときに良いモノを」

そんな想いで磨いていくそうです。

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印を押して、素材の完成!!

 

ここから、ゴムを通したり、ブローチようにピンを通したりすると

アクセサリーとして使えるようになります^^

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ひっそりと印が入っております~~。印の入ってるアクセサリーって渋い!

 

 

さてさて!!

お待ちかね!?どんな想いでやっているのか紹介致します。

 

 木工を始めた経緯

3年ぐらい前から趣味で本格的な木工アクセサリーなど作り始めた三木さん。

 

DIYファクトリーというお店で外部講師として

色んな人にモノをつくる楽しさを伝えていくうちに

 

「木工ええなぁ」

 

そんな想いがどんどん膨らんでいきました。

 

てか、趣味から外部講師までしちゃう時点ですごいんですけど。笑

 

 

それから木工の魅力に憑りつかれ、、、今に至ります。

 

木工を通しての想い

自分が作って、そのまま渡せるのが

「作る」ということに実感が加わり楽しいのもあるようですが、

 

特に教えることが、とても喜びになると言います。

 

 ↑ワークショップでの様子

 

「ちょっとした事でも、出来るようになると小さい自信が生まれます。そういう小さい自信の積み重ねが人生を楽しくしてくれると思ってます。」

 

 趣味から仕事になっていくって、この小さな自信を重ねていけた証拠なんだと思います。

 

「そういうヨロコビを感じてくれる人が増えてくれたら嬉しいです。」

 

三木さんはそう言って想いを話してくださり、

ワークショップを多くやっていきたいと語ってくれました。

 

ワークショップでは主にスプーンをつくるそうです。

 

どうやってあの丸みを出すかがあなた次第になるところ。 

どんな形でもきっとスペシャルな一品になりますね♪

ちなみに

目安料金は1500-2000円。お手頃価格です。

 

自分で作った木のスプーンでスープなんか飲んだら最高ですよね!!

こころあったまりすぎ!

 

メディアにも取り上げられました!

そんなかずなりさんは精力的に木工のイベント講師をしていることもあり、

 『男のDIY道具』という雑誌に載ったり、

 

TVの取材(最近は合コンにワークショップが使われたりあるとかなんとかっていう番組でした。確かに、合コンとかアリかもですね。笑)があったりとメディアにも取り上げていただいているようです。

 

これ以上有名になる前に(笑)、ぜひワークショップやら足を運んでみてください!

 

最新ワークショップ情報は、HPにアップされていくと思いますので、要チェックです。

 

直接、注文したいことがあれば下の連絡先アドレスにどうぞっ♪

 

★今回のゲスト:三木一成さん

 

連絡先: kazugongon_0725@yahoo.co.jp

(ホームページにもメールアドレスのっていますが、あまり使ってないので上記でお願いします)

 

HP(作品がたくさんアップされてるので、ぜひ見ていってみてください^^):

http://kazugonwoodworks.jimdo.com/

 

うちでワークショップ開いてほしいっというような要望もお待ちしているようなので

気になった方は。ぜひ連絡とってみてください。

 「SHITTEAUで見ました」と一言あると話が通じやすいかと思います。

 

素敵な出逢いを*